森田流犬のしつけ(その2)

飼い主は犬のリーダーになろう。:犬をしつけるためには、まず飼い主が犬のリーダーになる必要があります。犬のリーダーになるというのはしつけの基本です。なぜこれが大切なのかと言うと、犬は「リーダーは絶対」と思う習性があり、この習性を活かすのが、しつけの基本と言うことになるからです。野生の犬の中では、リーダーの犬の言うことを聞かないと群れから外されたり、制裁をされたりして時には命の危険にさらされることもあるのです。この習性を利用して、犬をしつけるようにすると、犬自体は苦痛を感じることもなくしつけできるようになります。

行動のすぐ後に褒める。:叱るときも誉めるときも同様に、何か犬がいい行動や悪い行動をした直後に、誉めたり叱ったりするようにすることが大切です。後になって誉めてあげても犬には何のことか分かりません。タイミングが悪いと悪いことを良いことと認識してしまう可能性があります。このことから犬が行動した直後に誉めてあげると、犬がどんなことをしたら誉めてもらえるのか認識をして、次からは誉めてもらいたくていい行動をするようになります。犬をしつけるには「叱る」より「誉める」ことが大切です。ですから犬がいいことをしたらきちんとタイミング良く誉めてあげましょう。

おすわりのしつけ:犬に「おすわり」のしつけをする場合には、オスワリのポーズに「おすわり」という言葉を結びつけるようにしていきます。上手にできたときには、褒めてあげるようにします。最初のうちは犬の方も何に対して褒められているのかわからないと思いますが、何回も繰り返しているうちに、ポーズと「おすわり」という言葉が結びついてくると思います。また、「おすわり」は食事のタイミングでしつけを始めてみるのもひとつの方法です。具体的には、犬のご飯を飼い主が持った状態で「おすわり」と言います。この時に犬のお尻を少し押すようにして座らせます。きちんと座ることができたら食事を与えるようにします。これを食事ごとに繰り返してみましょう。次に、食事のときではなく、普段の時に「おすわり」と言って軽くお尻を触って見ましょう。この場合食事のときのようにきちんと座ったら「おすわり」は大成功です。最終的には言葉だけで犬が自主的に座るようになれるまで、「おすわり」のしつけを続けましょう。

呼び方を統一させる:犬のしつけの際、「ダメ!」「コラッ!」など呼びかけ方は様々あると思いますが、この呼び方は統一しなければなりません。同じ叱る言葉でもそれを統一しなければ、犬は混乱してしまう可能性があります。また、叱るときや褒めるときに犬の名前を言う人がいますが、これはよくありません。叱る時も褒める時も名前を呼ばれていると、犬はどっちで呼ばれているのか分からなくなってしまい、名前を呼ばれる=叱られている、あるいは名前を呼ばれる=褒められていると認識していまい、しつけがうまくいきま せん。

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