犬のしつけ英語(その6)

食べ物・食事のしつけ:犬を飼うときには、食べ物に関するしつけもしなければなりません。人間が食べている物を欲しがって手を出してみたり、吠えたりという犬がいますが、そのまま放置しておくとエスカレートして、テーブルの上にあるものを盗んで食べてしまうようになってしまいます。ではどうやってしつけていくのがいいのでしょうか?まず、飼い主が何か食べているときに犬が欲しがる素振りを見せたりすると、ついあげてしまいたくなりますが、欲しがっているからといってすぐに与えてはいけません。甘えたり吠えたりすれば食べ物がもらえるという認識を犬につけさせる結果になってしまいます。まず、しつけの方法ですが、人間が食べている時に食べ物を欲しがって吠えたりしたら叱ります。テーブルに手を乗せたら、テーブルを大きく一回叩いて大きな音を出して、犬に罰を与えるようにしましょう。これを繰り返していくと、出されたら食べる、そうじゃない時は食べないという認識が身につきます。

噛み癖のしつけ:犬の問題行動の一つに「噛む」という行為があります。この噛むという行為には、様々なケースがありますが、大切なことは噛み癖をつけないようにしっかりとしつけをすることだと思います。犬が噛む行為をすることは、成長過程において非常に必要なことで、子犬として本能から行っている自然な行為だと思います。この噛むという行為は、甘噛みであるのならあまり問題はないかとは思うのですが、それが甘噛みなのか本気で噛んでいるのかという判断はなかなかできません。甘噛みにせよ本気にせよ、一緒に暮らしていく上では止めさせなければ、家具や靴などいろんなところを噛んでしまい、成長するにしたがいそれが破壊行動に結びつく危険性があります。従って、子犬の頃から噛むという行動自体を止めさせるようなしつけをしておく必要があります。その為には、犬用のおもちゃとかガムなど、犬が噛んでいいものを認識させるのがいいでしょう。また、それもいつでも与えるのではなく、遊びに与えるなど時間をきちんと決めて与えてあげるようにしていきましょう。このようにコントロールすることで、きちんと主従関係が築くことができます。

犬の感情と扱い方:シッ ポを振っている犬の感情についてわかりますか?一般的に犬はうれしいときにシッポを振ると思っているかたも多いようです。犬は緊張している状態や威嚇する状態であってもシッポを振るそうです。「吠える」という行為にもいろいろな感情があります。例えば散歩中に他の犬に出会ったりすると怖がって吠える犬がいます。飼い主が「大丈夫だから、吠えないでもいいからね」と抱っこしてあげるとします。けれどもこれでは、犬は怖いときは吠えれば抱っこしてもらえると誤った学習をすることになってしまいます。また威嚇で吠えている場合もあります。飼い主の前に現われた犬を吠えて追い払ったから、ご褒美として抱っこをしてもらえたと思ってしまうかもしれません。どちらにしても「吠えたら抱っこ」をするということは、犬にたいしては好ましい接し方ではありません。緊張して吠えてしまうような犬には、「おすわり」などのできることをさせてみて、上手に出来たら褒めてあげることから始めましょう。

犬の叱り方と褒め方:動物行動学が専門の農学博士・加隈良枝先生によると、日本人は犬に対しても感情表現がヘタかもしれないということだそうです。「犬にはわかりやすい表現方法が大切で、感情表現が豊かな欧米人と比べてみると日本人の場合は、犬からみても表現力が不足しているみたいです。犬をほめるときであっても犬を叱るときであっても、そのメッセージがきちんと伝わっていない気がします」とのことです。「ダメでしょ? わかった?」というようにやさしい口調で犬の背中をなでながら言っても、犬は褒められていると勘違いしてしまうそうですので、褒めるときは、大げさなぐらいが良いでしょう。
逆に犬を叱るときは、怖い顔をしながら叱ると怒られているのだということが犬も認識できるようです。叱るときのポイントは、怖がらせないことが大切です。犬は叩かれたりしたら飼い主を好きにはなれません。例えば犬が困った行動をするたびに音を出してみて犬をびっくりさせてみるといった「天罰法」をつかって学習させることが良いみたいです。他にも遊びが中断される、ムシされる、おやつをもらえないというような実際の「罰」を与えるのも「叱る」方法として有効なようです。

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